ＧｕｎＳｈｏｐ Ｓ・Ａ Ａｒｓｅｎａｌのブログ

　前回から随分空きましたが、さばげぶっ！7話感想です。
（ずっと銃から離れていた回ばっかりで正直書けるネタが思いつかなかったのです）

さて、今回公式唯一のシリアス回との事で



が取り上げられました。
脚本担当も本物のハンターという気合の入れようですね。





劇中でも言われている通り、年々獣害による農作物への被害はすごい金額となっております。
また、ハンターも高齢化が進んでおり、十分な獣害対策が出来ていないのが実情です。
それに伴い、獣害が原因で農業をやめる農家もあるのが事実です。
実は自分自身、去年は獣害なんかにも多少関わる仕事に就いておりました。
実際にも劇中の説明通りです。

ちなみに、会長がエアガンで立ち向かっていく発言がありましたが
現実に一部の農家では、エアガンで追い払いをしている事実もあります。
当てるのではなく、警告射撃的に運用することで追い払いを行うそうです。
モデルガン等の音で追い払うこともしていたようですが
動物も音だけで実害がないと分かると、逃げなくなって効果が薄くなるそうです。

その点エアガンですと実際に弾が近くまで飛んでくるという効果で
追い払いに対して高い効果があるそうです。
一部の行政やＪＡでは、農家への貸し出しも行っています。
賛否両論があるかもしれませんが、そのぐらい農家は獣害に追い込まれていると言う事でしょう。

今回はいろいろ考えさせられる、社会派な回でした。

ちなみに動物がかわいくて銃が向けられないシーンがありましたが
実際サルなどにハンターが銃を向けると、手を合わせて命乞いをするようなことがあるそうです。
なので、サルは撃たないというハンターも少なくないそうです。