2016年10月11日
【エアガン史】クラウンモデル コルトパイソン(旧モデル)
今回のエアガン史はクラウンモデルのガスリボルバーを紹介したいと思います。
【基本スペック】
作動方式:ガスセミオート
全長:
重量:
パワー:
装弾数:30発程度
定価:4500円(8インチ)
備考:
過去にクラウンが出していたカート式ガスリボルバーです。 現在の物と違い、外観・強度も遥かに劣りますが、基本的な作動原理は変わっていません。 つまり、当時から今でも通用する作動機構が発明されていたということです。 ただし、各部品の互換性はありません。
その機構は、トリガー連動のガスルートが動くことで シリンダー内部にある、可動式ノズルを動かし、チャンバーと密着させ バレル・シリンダー間の気密を保持しています。 これらは全てプラ製ですが、フォーシングコーンが無稼動なことを除けば、今の機構と全く同じです。
パワー面は当時のカート式リボルバーの中でトップクラスに立っていたようですが フレームが大変華奢で、すぐに軋みます。 又、無塗装ABSで大変チープです。 それでも、トリガー・ハンマーは金属製ですし、次点で安いリボルバーは倍近い価格ということを考えると この価格で当時としてはトップクラスのパワーを実現したという点は評価できます。 又、シリンダーストップも内蔵で命中率も他に比べればマシだったようです。
そして現在、このシステムを受けついた新・ガスリボルバーは 低価格・そこそこリアルな出来・トップクラスのハイパワーと、最高の一品として完成されたということです。
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